2023年3月のご案内
急に暖かくなり、春が近くに感じられるようになってきました。今年は花粉の飛散量が多いとのこと、花粉症の方は対策を多めになさって、お気をつけてお過ごしくださいね。
2月の終わり頃のこと。朝の目覚めの時に、春が近いんだな、と感じられる日がありました。
まだ気温は低い時期だったけれども、瑞々しさや熱量のようなものが、身体の中にふわっと入ってくるような、内側から湧き上がるかのように感じられて。
気のせいだったのかもしれないけれども、人間は自然界の生命の一部だから、そのように感じられることがあるのかもしれません。
はっきりと分からない感覚をそのまま受け止めることは、きっと、自分の身体と、自分自身と仲良く過ごす上で大切な一歩なのだろうな。そのようなことを思いました。
最近、自分自身と仲良く過ごすということについて考える機会がありました。
2月のご案内で少し触れましたが、私自身の生活環境が少し変化して、身体が縮こまりやすい状態が続いていました。職場で時々ご一緒する、コミュニケーションが上手く取れない方がいらして。私が無自覚に何かをしてしまったから距離を取られてるのかな、と考えたり、誰からも好かれたい私がいるんだな、と気づかされたり。当然のことながら、多様な方がいて、仮にお互いが本来の自分自身に近い状態だとしても、合わない人がいるのだろう、と考えたり。
そのような時に、知人から自律神経系についてのお話を聞いて。人間は自然界の中では弱い存在だったから、生き延びるために、お互いに助け合う、協調し合う自律神経系（腹側迷走神経）が発達して。それは、まずは自分自身が安全に過ごすため、とのことで。これを聞いた時に、ハッとして。私は頭の中での理解として、人間らしい自律神経系が発達したら、誰とでも仲良く繋がれるはず、と思い込み、そうしなくちゃ、と考えてきたのだと。本来この神経系は、自分の安全を守るために発達した神経系であり、その結果として、人と友好的な関係を築く上で役立っているのだと。知人いわく、みんなが腹側迷走神経が働いている状態であれば、合わない人同士は、お互いの安全のために、程よい距離で保たれるのではないかな、と。なるほど、と思いながら、思考がグルグルと巡りました。
もし身体が縮こまっているとしたら、それは今の自分自身を守るために、身体が、自律神経系が助けてくれている反応で。自律神経系は、ここまでは安全だよ、と教えてくれたり、ここからは危ないよ、と教えてくれていたり。今の自分の自律神経系の許容量を受け止められたら、ある意味、自分自身と仲良く過ごすことに繋がるのかな、と。そう考えたら、気持ちが楽になる感じがしました。
3月、生活環境の変化が多めの時期、動く時は動きつつも、しっかりお休みも取って、どうぞお元気にお過ごしくださいね。
◎3月、4月のサークル活動日
※定期的にご参加いただくサークルというよりも、お時間が合う時、気が向いた時にご参加いただいて、TREを続けやすい場になればと思ってサークルと名付けています。初めての方も、お気軽にご連絡下さいね。
日時：
3月19日（日）
4月23日（日）
10時15分～11時45分（10時開場）
定員：4名様
参加費：2000円 ※当日に現金でお願いいたします。
会場：片平市民センター 第3和室（建物の2階です）
（仙台市青葉区米ヶ袋1-1-35）
地下鉄東西線「大町西公園駅」徒歩8分
地下鉄南北線「五橋駅」徒歩13分
バス停「東北大正門前」すぐ
服装・持ち物:
動きやすい楽な服装でお越し下さい。
タオル、飲み物。
（ヨガマットは人数分、ご用意しております。）
お申込みにあたってのお願い:
大きなケガや手術から6か月以内の方、妊娠中の方はお申込みをご遠慮いただければと思います。
◎対面での個人セッション
対面での個人セッションは、仙台市内の公共施設にて承っております。ご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
（土日を中心に承っておりますが、平日をご希望の場合もお気軽にご連絡くださいね）。
