2023年7月のご案内

7月の前半、まだまだ梅雨の時期なのに、真夏のような日が増えてきました。天気や気温の変化が大きめですが、皆さまお元気にお過ごしだと良いな、と思っています。

私はこの3~4日、何となく体調の優れない感じが続いて。肩や首の緊張が続き、少し頭痛もあるような、視界もぼんやりとしていたり。免疫力の低下や自律神経系のバランスが崩れているかのようで。普段行っているストレッチではあまり身体が緩まなくて、ずっと酸欠気味の身体に感じられて、気がつくたびに、深めのゆったりとした呼吸を繰り返していました。
今朝、目覚めたら、身体は緩んでいて視界も開けていたり、いつも普通だと感じている状態に戻っていて。身体さん、ありがとうって思いました。
ニュートラルな私に戻っていると感じられるだけで、ありがたいことのように思えました。

最近、「野の医者は笑う 心の治療とは何か?」という本を興味深く読みました。この本は、臨床心理士の方が、臨床心理学や精神医学などの学術的な枠組みの外側で活動している方たちを“野の医者“と呼んで、様々なセラピーを受けたりお話を伺いながら、臨床心理士とは何者だろう、心の治療とは何なのだろうと、探求された本で。沖縄の陽気な雰囲気が伝わってくる軽やかな文体で、面白いエピソードが散りばめられつつも、色々と考えさせられました。
最後の方で、人が癒されるとはどういうことなのかについて語られていました。臨床心理学、例えば精神分析では悲しいことをしっかり悲しめるように消化することを目指すけれど、スピリチュアルなセラピーでは悲しいことを取り除いて、元気になることを目指しているようだ、と。ニュートラルな状態というよりも、軽い躁状態のようになることがスピリチュアルの癒しで、パワフルに感じられる状態だから、治った感じを実感しやすいのではないか、と。何が治癒なのか治療法によって違って、癒やしとはひとつではないのだ、ということを肯定的に伝えていらして。
TREでの治癒のようなものは何だろう、と改めて考えさせられて。個人的にはニュートラルな心身を目指しているとお伝えしているけれども、実際はどうなのだろうか。
はっきりとした答えは今は無いけれども、身体が緩んで日々の疲れが取れたり、ホッとするひとときを過ごしていただけたら、それだけでも十分に価値があるように思えて。そして、日常生活での安心感のようなものが少しずつ増えていったらいいな、と。その方にとって、肩の力を抜いて過ごせる社会環境が広がっていくといいな、と。そのようなことを思いました。

暑くなってきましたね。どうぞご自愛くださいね。

◎7月、8月のサークル活動日
※定期的にご参加いただくサークルというよりも、お時間が合う時、気が向いた時にご参加いただいて、TREを続けやすい場になればと思ってサークルと名付けています。初めての方も、お気軽にご連絡下さいね。

日時:
7月23日(日)
8月11日(金祝)←7/29 追加いたしました
8月19日(土)
※市民センターのお部屋が混んでいて、8月は土曜日の開催にしようかと思います。皆さまのご都合が合いますように。

10時15分~11時45分(10時開場)

定員:5名様

参加費:2000円  ※当日に現金でお願いいたします。

会場:片平市民センター 第3和室(建物の2階です)
(仙台市青葉区米ヶ袋1-1-35)

地下鉄東西線「大町西公園駅」徒歩8分
地下鉄南北線「五橋駅」徒歩13分
バス停「東北大正門前」すぐ

服装・持ち物:
動きやすい楽な服装でお越し下さい。
タオル、飲み物。
(ヨガマットは人数分、ご用意しております。)

お申込みにあたってのお願い:
大きなケガや手術から6か月以内の方、妊娠中の方はお申込みをご遠慮いただければと思います。

◎対面での個人セッション
対面での個人セッションは、仙台市内の公共施設にて承っております。ご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
(土日を中心に承っておりますが、平日をご希望の場合もお気軽にご連絡くださいね)。


2023-07-06 | Posted in TRE, 今月のセッション日程Comments Closed 

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