身体に委ねる感覚

先週末はダンスセラピーに参加してまいりました。
ダンス、というと、身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。私がここ一年半ほど参加させて頂いているダンスは、何も考えずに、ただ音楽に委ねて自由に動くだけのダンスです。ダンス経験に関係なく、自分のペースで心地良さを味わえるのが魅力のダンスセラピーです。
TREセッションでもお伝えさせて頂いている”何も考えずに身体に委ねる感覚”を、TREとは異なる角度から深めるために、自分自身の学びとしてダンスセラピーに参加させて頂いているのですが、回数を重ねる毎に、身体に委ねることへの心地良さがどんどん深まっていくように感じられています。
TRE Japan主催のワークショップで、講師のnana&Joeさんは”神経の情報伝達の割合は、脳から身体への指令が10%で、身体から脳へ送られる情報が90%といわれています。脳は身体の状態から、リラックスできる状況か緊張すべき状況かなどを判断しています”と説明されています。私自身も、人間にとって身体の存在は、頭で思っている以上に大きいものなんだな、との実感を深めつつあります。身体に委ねるということは、どなたもがお持ちの瑞々しい生命力に委ねることと同じなのだと思います。自分の中にある命の力を信頼して、安心して日々を歩む力に繋がるのだと思います。
TREに限らなくとも、考えることをお休みできて身体の緊張が緩んで心が安らぐ運動、ヨガや太極拳のような運動を生活の中に取り入れていくことで、日常の心地良さが増していくのでは、と思います。私自身も、TREや太極拳などで身体の緊張を緩める感覚、身体に委ねる感覚を、日々深めていきたいです。
ご自身の日常生活の中で、続けていきたいな、と思えるエクササイズに、多くの皆さまが出会えますように。

 


2015-01-26 | Posted in 日々のことNo Comments » 

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