2022年7月のご案内
真夏のような日々が続きました。皆さまお元気でいらっしゃいますか。
急な気候の変化に身体もビックリしているかと思います。
どうぞお休みの時間を多めに、ご無理少なくお過ごしくださいね。
今月も印象に残ったNHK番組のことを。ふと付けたテレビのドキュメンタリーの中でお話されていた、おじいさまの言葉に引き込まれました。
TVディレクターさんが、秋田県の限界集落で1か月間生活しながら地域の方と交流される番組の中で、あるおじいさまは、ご自身がお使いになってきた小屋を解体されていて。
1か月近くかけて解体作業を終えた時に、ディレクターの方が「小屋が無くなる(寂しい)ことを、どうして快く撮らせてくれるのですか」といった内容の質問をされて。
おじいさまは、「壊すのだって、一つの文化だよ。植物でも何でも、腐っていくことは次の世代の栄養になる。これを壊すことで広くなる、将来何かやる時に、また使える。人に迷惑をかけない形でやっていくことは、非常に大切なことだよ」。
言葉が少し違うかもしれないけれど、以上のようなことを仰っていて。
穏やかなまま、自然体のままに。
大切なことを伝えてくださっているかのようでした。
作り上げたものを壊すのは、悲しかったり、勇気が必要だったりすることの方が多いと、何となく無意識に思っている私がいたことに気づかされて。
積み上げることが大切なこともあるけれども、ある時が来たら、手放しても良いのだと。
それが自然なことなのだと教えて下さっているかのようで。
深く心に染み込ませたいと思いました。
TREのエクササイズも、このおじいさまが仰っていた意味での解体作業に似ているかのように思えました。
今までの人生を築き、歩みを支えてくれた身体に感謝しながらも、もう必要なくなった身体の緊張パターンを解きほどいていく作業。ニュートラルな自分自身に還っていくことは、私たち個々人の健やかさのためだけではなく、次の世代全体の健やかにも繋がる作業のようで。
穏やかなままに、自然体のままに、次の世代にも繋がるような歩みを重ねられたら、と思いました。
◎7月、8月のサークル活動日
※定期的にご参加いただくサークルというよりも、お時間が合う時、気が向いた時にご参加いただいて、TREを続けやすい場になればと思ってサークルと名付けています。初めての方も、お気軽にご連絡下さいね。
日時:
7月17日(日)
8月28日(日)
※しばらくの間、社会状況の様子を見ながらの開催となります。お休みの場合は、前日までに、このページを修正してご連絡いたしますね。
10時15分~11時45分(10時開場)
定員:4名様
参加費:2000円 ※当日に現金でお願いいたします。
会場:片平市民センター 第3和室(建物の2階です)
(仙台市青葉区米ヶ袋1-1-35)
地下鉄東西線「大町西公園駅」徒歩8分
地下鉄南北線「五橋駅」徒歩13分
バス停「東北大正門前」すぐ
服装・持ち物:
動きやすい楽な服装でお越し下さい。
タオル、飲み物。
(ヨガマットは人数分、ご用意しております。)
お申込みにあたってのお願い:
大きなケガや手術から6か月以内の方、妊娠中の方はお申込みをご遠慮いただければと思います。
◎対面での個人セッション
対面での個人セッションは、仙台市内の公共施設にて承っております。ご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
(土日を中心に承っておりますが、平日をご希望の場合もお気軽にご連絡くださいね)。