2020年9月のご案内
長雨の梅雨に続いて、大変暑い夏でした。皆さまお元気でいらっしゃいますか。
まだ残暑が厳しい9月の前半、どうぞご無理の少ない日々をお過ごし下さい。
ふと目に留まったネットの記事で、ヨガのＰＴＳＤの方への効果について、次のようなことが述べられていました。
肉体的・感情的な外傷によって身体との繋がりが絶たれ、正常な身体感覚が得られていないことがあるため、様々なポーズを通して繋がりを取り戻していく道を探る、今の心身の状態を観察しながら取り組むことで、身体感覚をより確かなものにしていく、と。
頷きながら読ませていただき、ＴＲＥも含めて、身体に働きかけるアプローチは同じような視点で取り組みつつ、さらに神経学的に、ストレスからトラウマと呼ばれる状態まで、連続的な変化として捉えることことも出来るため、ストレスがかかりやすい現代社会で暮らしているどなたにでも、身体に働きかけるアプローチは有用なのだ、と改めて思いました。
初めてＴＲＥに取り組まれると、肩や腰が軽くなった、と感じられるような、身体的なストレスの軽減を感じていただくことが多く、継続していく上でのモチベーションにもなると思います。それでも十分にＴＲＥを身近なものとしてご継続いただけるかと思います。
そして、もう少し長く続けていくと、自分の内側に、大切な存在が築かれていくように感じられるかと思うのです。穏やかさや朗らかさに繋がる自律神経系のバランスを築くと同時に、自分の内側との対話を重ねることで、良き理解者を、一番の味方となるような、おおらかな大人のような存在を内側に見つけるような、育てていくような時間を過ごされるのでは、と思うのです。
変化が大きい社会の中で過ごす私たちにとって、自分の内側に味方がいると思えることは、とても心強いことだと思うのです。
最初はプロバイダーと一緒に、お身体と心の動きを見守り、内側の感覚との対話を重ねて、そして身体が緩んで動きが穏やかになるほど、身体が動きを導いてくれるような感じが増えていくかと思います。日常生活の中でも、この自然な動きや流れの感覚を生かしていくと、その方らしい、日々の歩みへと繋がっていくのだろう、と。
時々、プロバイダーのセッションを受けるのもお役に立つかと思いますが、でも一番は、ご自身の内側にある信頼できる存在、導き手のような存在を育てていくことが、セルフケアにもってこいのＴＲＥの大きな魅力なのだと思います。
どうぞご無理の無いペースで、少しずつご継続いただけたらいいな、と改めて思う9月のはじめでした。
◎9月、10月のサークル活動日
※定期的にご参加いただくサークルというよりも、お時間が合う時、気が向いた時にご参加いただいて、TREを続けやすい場になればと思ってサークルと名付けています。初めての方も、お気軽にご連絡下さいね。
日時：
9月20日（日）
10月18日（日）
10時15分～11時45分（10時開場）
定員：3名様
参加費：2000円 ※当日に現金でお願いいたします。
会場：片平市民センター 第3和室
（仙台市青葉区米ヶ袋1-1-35）
地下鉄東西線「大町西公園駅」徒歩8分
地下鉄南北線「五橋駅」徒歩13分
バス停「東北大正門前」すぐ
服装・持ち物:
動きやすい楽な服装でお越し下さい。
タオル、飲み物。
（ヨガマットは人数分、ご用意しております。）
お申込みにあたってのお願い:
大きなケガや手術から3か月以内の方、妊娠中の方はお申込みをご遠慮いただければと思います。
◎対面での個人セッション
対面での個人セッションは、仙台市内の公共施設にて承っております。ご希望の方は、ご都合の良い日時（第３希望まで）をご連絡下さい。
◎オンラインでの個人セッション
この3年くらいの間にお会いした皆さまへ、Zoomでのオンラインセッションを行っております。オンラインセッションは引き続き、無料で行っておりますので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。
