1月のサークル活動日と個人セッション日のご案内
新年を迎えました。仙台はお天気に恵まれ、外から雀たちの元気な鳴き声が聞こえてきます。
皆さまの年末年始はいかがでしょうか。お休みの方は、普段よりもペースダウンして心身の休まる時間を過ごされますように。
そしてお仕事の方も、どうぞご無理の少ない日々でありますように。
皆さまが健康で朗らかな一年を過ごされますよう、願っております。
年末年始の新聞を読みながら、心に留まり、思いを巡らせたことをいくつか。
昨年のベストセラーの本は、樹木希林さんの本が上位を占めたとのこと。周りに流されずに、ご自身の考えで道を歩んできた方の言葉を、多くの方々が必要としている社会。
「自分で考えてよ」と言っていた人に頼りすぎ、という記事のライターさんのコメントが心に残りました。
情報が溢れる社会の中で、先を見通しにくい社会の中で、どのように自分らしい道を歩んでいけば良いのかと、多くの方が模索されていて。私自身も模索中の一人ですが、「考える」のと同時に、心と身体を整えることも大切なのだろう、と。子供のような柔らかな心と身体が土台にあってこそ、その上にある知性が活かされ、その人らしい道が歩めるのだろう、と。
私の場合ですが、身体が緩んでいる時に太極拳やダンスをすると、身体が自然と動きを導いてくれているように感じられて。子供のようなニュートラルな身体の状態ならば、自然界の生物たちと同じように、私の命も本来あるべき方向に向かっているのだろう、という安心感のようなものが感じられるのです。そのような感覚は、先が見えない道を進んでいる時に、自分の身体が自分自身の存在を肯定してくれているかのようで、心強く感じられて。
考えることと、心身を整えた状態で感じられる感覚。どちらも大切にしながら歩んでいる時、自然と自分らしい道を歩んでいるのではないだろうか、と思いました。
また、ある記事で紹介されていたカフカの言葉。
「人生には敵が二つある。性急と怠惰である。一つだけ挙げるなら、性急だ」。
先へ先へと急かされるような社会、それに遅れずについていかなくては、と焦る心。でも慌てずに、ゆっくりと、のんきに。
一時期、よく読み返していた本の一節が思い起こされました。
”ゆっくりと時間をかけて作られたものは、たやすくは揺るがない。激しく変わったものは、崩れやすい。移り気を避けましょう。熱しやすく、冷めやすい人に心の成長はありえません。台風は一夜にしてすべてをなぎ倒してしまいますが、そよ風は心地よく、人を喜ばせます。台風のような生活ではなく、そよ風のような生活を送ってください”
（「そよ風のように生きる －旅ゆくあなたへ」 著：バレンタイン・デ・スーザ）
ゆっくりとした身体の動きは、思考や心の動きもゆっくりにします。自分の内側から穏やかな、落ち着いた状態が感じられると思うのです。自分の軸に戻ってきたような、安心感が感じられると思うのです。
忙しく外へ外へと意識を向けて過ごしがちな今の社会の中で、身体とゆっくりと過ごす時間に感じられる何かを味わうことは、自分らしい日々を過ごす上で、大切な土台のようなものだと思いました。そのような時間を皆さまと重ねられたら、と改めて思いました。
◎1月と2月のサークル活動日
※定期的にご参加いただくサークルというよりも、お時間が合う時、気が向いた時にご参加いただいて、TREを続けやすい場になればと思ってサークルと名付けています。初めての方も、お気軽にご連絡下さいね。
日時：
1月12日（日）
2月16日（日）
10時15分～11時45分（10時開場）
定員：5名様
参加費：2000円 ※当日に現金でお願いいたします。
会場：片平市民センター 第3和室
（仙台市青葉区米ヶ袋1-1-35）
地下鉄東西線「大町西公園駅」徒歩8分
地下鉄南北線「五橋駅」徒歩13分
バス停「東北大正門前」すぐ
服装・持ち物:
動きやすい楽な服装でお越し下さい。
タオル、飲み物。
（ヨガマットは人数分、ご用意しております。）
お申込みにあたってのお願い:
大きなケガや手術から3か月以内の方、妊娠中の方はお申込みをご遠慮いただければと思います。
◎2月の自宅セッションスペースでの個人セッション日
しばらくの間、自宅セッションルームでの個人セッションはお休みさせていただいます。どうぞご了承下さい。
仙台市内の公共施設での個人セッションは承っておりますので、ご希望の方は、ご都合の良い日時（第３希望まで）をご連絡下さい。
※じっくりとTREに取り組みたい方や、お一人の方が安心する方は、個人セッションをお勧めしております。個人セッションか、サークルのようなグループでのセッションか迷われた際は、お気軽にご相談下さい。
